多摩境の変化を航空写真でみると地震に強い地勢であることが分かる

私が子供の頃、この多摩境のあたりは何も無かった!

地元住民も驚く多摩境発展の歴史を航空写真で追ってみます。

多摩境の名前由来・人口・世帯数、乗降者数データ
多摩境というのは、京王相模原線の駅名です。 “多摩境一丁目”といったような、地名としての「多摩境」はなく、住所としては町田市「小山ヶ丘」「小山町」の両地区を合わせた地域が多摩境と呼ばれています。 多摩ニュータウンで最後に開発が行われ...

多摩境の航空写真移り変わり

多摩境の航空写真(2012年頃)

多摩境の航空写真_現在

緑の色も浅い感じなので、2012年の春先撮影されたものでしょうか?
詳しい撮影年月日は不明です、ご容赦ください。

1990年頃の多摩境

多摩境の航空写真_1990年頃

京王相模原線「多摩境」駅の開業が1991年4月6日となっているので多摩境駅はまだ存在していません。
多摩境をスキップして橋本へ繋がっていたため、線路の敷設は完了している様子が見てとれます。

1986年頃の多摩境

多摩境の航空写真

京王線も見当たりません。
現在、遊歩道が整備されている「尾根緑道(戦車道路)」が今と変わらずくっきりと写っているのが分かります。

1983年頃の多摩境

多摩境の航空写真_1983年頃

これまで地図右上の方に写っていた南大沢の町並みが消えています。

まとめとして

多摩境に限らず、マンションや一戸建てを購入しようとする人から
「以前、その土地はどんな場所であったのか?」
尋ねられることがあります。

地歴調査の一環ですが、これは近年重要視されています。

以前、池や湿地であった場所を埋め立てた造成地や
田んぼであった土地も地震による液状化現象が起こりやすいと言われています。

大雑把な手法ではありますが、今回のように過去の航空写真を見てみることで、その土地の歴史を垣間見ることができます。

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