一瞬の見た目で印象の9割が決まる!物件写真の重要性【掲載写真比較】

インターネットに掲載されている不動産の物件写真、とりわけ室内を撮影した写真はとても重要です。間取りや設備といった情報を確認する以上に、広さ・明るさなど部屋を一瞬で印象付けてしまうからです。

不動産会社ごとに、どのように室内写真が撮影され、掲載されているのか興味がありました。そこで、複数の不動産会社でインターネットに掲載されている、売り出しされた多摩境の中古マンションの部屋を集めて比べてみることにしました。
ここで紹介する写真は、撮影した日時こそ違うものの、同じ部屋を写真撮影して、不動産会社が実際に掲載した写真です。各社の室内写真の違いを比較してみましょう。

人は見た目で判断する

外見(ルックス)が良い人は、仕事も性格も良いと判断されがちです。
初めて会った人に与える第一印象において、「見た目」は最も重要だといわれています。

これは心理学における「ハロー効果」「メラビアンの法則」などが有名です。

室内(リビング)を撮影した写真比較

多摩境グランレガーロリビングの写真

【当社(クラッシィハウス)撮影の写真】明るく、広々としたリビングが写し撮れています。

主採光側に広くとられた開放的なリビングを生かすことを思い描きながら写真を撮影しました。
室内に光がまわりやすいように、曇りの日を選んで写真撮影を行っています。晴れの日に室内写真を撮るとどうしても影がきつく、コントラストの高い写真になってしまうので注意が必要です。

他社の掲載写真を比較

当社撮影の別角度からの写真

多摩境グランレガーロ室内写真

【当社(クラッシィハウス)撮影の写真】別角度からも撮影しています

キッチンの写真、不動産会社ごとの違い

多摩境のマンション

【当社(クラッシィハウス)撮影の写真】L字型のマンションは横への移動が少なく使いやすい

キッチンには既存の照明が設置されていることで、ストロボとの複数光源が写真の色を狂わせることがあります。
多少、写真と色温度などの専門的な知識が要求されます。

他社の掲載写真を比較

和室の掲載物件写真を不動産会社ごとに比較

多摩境マンション

【クラッシィハウスによる撮影】室内の明るさと広さを伝えられるように意識して撮影


この物件は全居室がバルコニーに面しているため、自然光による明るさが特徴です。
特長を生かして明るさ・広さを上手に伝えられるように注意して撮影しています。

他社の掲載写真を比較

まとめとして

これまで私が担当した売却物件の売主様は、皆さん物件写真の重要性を理解されていました。
居住中に売り出したマンションの売主様は、一カット撮影するたびに写りこむ家具を一緒に移動して、なるべく広く写るようにご協力くださいました。たしか、4LDKのお部屋を撮影するのに一時間以上かかったと思います。

室内の物件写真はとても重要です。掲載された写真次第でご覧になったお客様が「見学するか」「見学しないか」を決めてしまいます。
大事なお部屋を売り出す所有者以上に、画面の隅々に気を配って、丁寧に写真を撮影していくことが大変重要です。

当社では、部屋の隅まで気を配り、丁寧に写真にすることで、ご覧いただいたお客様に少しでも良い印象を持っていただくことを心掛けています。
また、技術・心がけ以上に、その機材でしか撮影できない写真もあると思い、カメラ・レンズ・ストロボに、思い切った投資をしています。

タイトルとURLをコピーしました